京都〈ゆうゆうの里〉のキャラバン・メイトが、10月4日(火)に、宇治市の市民講座で「認知症あんしんサポーター養成講座」を行いました。
「認知症サポーター養成講座」は、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対して、できる範囲で手助けする認知症サポーターを養成することを目的に、実施しています。
今回は、中宇治地域包括支援センターと宇治市役所健康長寿部健康生きがい課の依頼により、共同で実施いたしました。
当日は講義の中で、事例紹介や動画を活用し理解を深めて貰いました。受講の動機は参加者それぞれでしたが、受講後のアンケートから、「正しく理解すれば、認知症と一区切りにはできないということがわかった」、また「それぞれの症状の原因を探ることが大切」であり、「私たちひとりひとりにできるサポートの仕方が必ずあるということの気付き」に繋げていただけたことが伺えました。
今後も、京都〈ゆうゆうの里〉では、介護・福祉の理解を深める取り組みや認知症サポーター養成講座等、社会貢献事業に力を入れて取り組んでまいります。
※認知症サポーターキャラバンでは、厚生労働省の「認知症を知り、地域をつくるキャンペ―ン」の一環として、「認知症サポーターキャラバン事業」を実施しています。「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。
認知症に関する普及啓発を通じて、社会全体で認知症が身近な病気であることを確認するとともに、認知症高齢者等に優しい地域づくりを加速に繋げるため、地域の実情に応じた認知症サポーターの養成の取り組みを推進するものです。令和4年6月末現在、全国で、のべ約1,374万人、宇治市では、のべ約20,475人が認知症サポーターになっています。